【FPコラム】筆界と境界について(その2)

『筆界特定制度』とは、土地の所有者の申請に基づいて、筆界特定登記官が民間の専門家である筆界調査委員の意見を踏まえて、現地における土地の筆界の位置を特定する制度です。

『筆界特定』とは、新たに筆界を決めることではなく、実地調査や測量を含む様々な調査を行った上で、過去に定められたもともとの筆界を 筆界特定登記官が明らかにすることです。

筆界特定制度を活用することによって、公的な判断として筆界を明らかにできるため、隣人同士で裁判をしなくても、筆界をめぐる問題の解決を図ることができます。また、当事者の資料収集の負担も軽減されるというメリットもあります。ただし、筆界の特定には半年~1年かかります。

筆界特定2

筆界特定制度以外では、市町村などが行っている『地籍調査』があります。地籍調査で一度境界(筆界)が確定すると、後で間違いを主張しても容易に変更出来なくなりますので、地籍調査の立会は慎重に行って下さい。代理人に任せて、後で後悔しないように。。。ちなみに裁判をすると多額の費用と時間がかかります。

次回は『譲渡税』について解説します。

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